冬が来た
小さなみかん
部屋に住む
寒さ蹴飛ばす
甘い太陽
祈る手に
ぬくもり残す
技すごし
目に映る色
木々の微笑み
冬じたく
枯葉の想い
知りえない
むき出した根
木枯らし非情
おはようって
言葉飛び出す
口元に
ほころぶ笑みを
知るはずも無し
見上げれば
そこに月あり
星もあり
雲で顔みせ
投げる微笑
おはようと
思わずかける
視線へと
どこから来たの
我玄関へ
今を見る
中身終えても
顔はあり
最後に飲むは
冷たい水か
夏色の
硝子きらきら
色涼し
パチンパチンと
おはじき弾く
ちょうちんの
祭りの明かり
原色美
浴衣に合うは
明かり和紙から
目に映る
人の心は
見えぬもの
知るべき去勢
通過する風
ひとつだけ
願うはひとつ
一人だけ
笹に短冊
書くは恥ずかし