2011/02/28

2011/02/27

視きり


飾りみの
覗けば覗く
老木の眼
吐息は深く
生き色あせず

2011/02/26

2011/02/25

色あり


音ポトリ
艶やかな顔
誰が見た
冷えた地面は
色未だ花

2011/02/24

玉砂利


清め水
さらに輝く
足元に
角なく浴びる
百人百気

2011/02/23

2011/02/21

乙女


影は無い
見せない有志
見えぬ顔
揺れるは乙女
明日は笑顔か

2011/02/18

風の顔


風の顔
冬は終わるぞ
ささやくは
春一番の
使者の顔かな

2011/02/17

網の中



宙を浮く
羨ましいか
皿の上
次は主役さ
待つ網の中

2011/02/15

白い愛


愛し合う
時摩訶不思議
理屈無し
真白心に
知る己顔

2011/02/13

唇の想い


誰にキス
告白するは
あせた紅
ピンク唇
今は黄ばむや

2011/02/12

2011/02/10

足袋


白足袋の
似合うは畳
板の間か
ちらり内股に
和の美学見る

2011/02/09

和明かりの中


姿見る
淡い横顔
和明かりに
静かなる時
まばたき止める

2011/02/08

2011/02/07

2011/02/06

ざわめき


むずむずと
耳を澄ませば
声の中
春だ春かな
芽とまどい顔

2011/02/05

仰ぐ


空仰ぐ
雪雲低く
山超える
受け止めてやる
拡げ待つ枝

2011/02/04

優しい光


春近し
柔らかな色
すかし影
開けずに見える
青い空かな

2011/02/03

南南東


海苔巻きか
何故に節分
無言なり
世間の風は
南南東か

祈る


何祈る
不安不満を
抱え込み
答え求めて
祈るは我子

2011/02/02

注意


危ないぞ
陽だまりの中
人事と
明日は我身か
インフルエンザ


2011/02/01

無邪気


足元に
転がる小枝
小石すら
小春日和は
無邪気な顔さ

2011/01/31

影法師


我姿
見せるは地面
影法師
まさに後光は
鉄のごとしか

2011/01/29


入るなと
守りと威嚇
咲くを柵
松を守るは
竹細工かな

2011/01/28

風通し


見えないが
意思あればあり
やさしいね
風通りぬく
戸は材木屋

2011/01/23

生命力


行動し
不動でないぞ
見せ付ける
千年の動
今二つなり

2010/12/28

2010/11/26

mikan みかん 

 
冬が来た
小さなみかん
部屋に住む
寒さ蹴飛ばす
甘い太陽


2010/11/08


赤い糸
太く長いが
切れた先
光と影に
翻弄の愛

2010/11/07

丸み


祈る手に
ぬくもり残す
技すごし
目に映る色
木々の微笑み

2010/10/31


冬じたく
枯葉の想い
知りえない
むき出した根
木枯らし非情

2010/10/30

陶器 


木と土は
姿変えても
優しい美
匠の技は
時空を生きる

2010/10/20

漢方薬


漢方薬
苦味走る
骨の叫び
渋みがかった
天からのお茶

2010/09/14

思い込み 


おはようって
言葉飛び出す
口元に
ほころぶ笑みを
知るはずも無し