影は無い
見せない有志
見えぬ顔
揺れるは乙女
明日は笑顔か
白足袋の
似合うは畳
板の間か
ちらり内股に
和の美学見る
むずむずと
耳を澄ませば
声の中
春だ春かな
芽とまどい顔
危ないぞ
陽だまりの中
人事と
明日は我身か
インフルエンザ
見えないが
意思あればあり
やさしいね
風通りぬく
戸は材木屋
冬が来た
小さなみかん
部屋に住む
寒さ蹴飛ばす
甘い太陽
祈る手に
ぬくもり残す
技すごし
目に映る色
木々の微笑み
冬じたく
枯葉の想い
知りえない
むき出した根
木枯らし非情
おはようって
言葉飛び出す
口元に
ほころぶ笑みを
知るはずも無し