日朝霧
風音どこか
去りぬ秋
油絵の具は
ギトギト光る
時速し
なんだかんだと
年をとる
辰も龍どこ
バトン待つ蛇
障子越し
光と共に
風を見る
手をとり踊る
枯れ朝顔か
大雨に
戸惑い叫ぶ
木足元
耳ありますか
目が見えますか
時速き
すくすく育つ
孫笑顔
菊花優美
祝七五三
秋晴れの
空気静寂
時無心
こぼれ日見せる
妖精の人
祝の日
冬支度
少なき陽射し
障子越え
優しき光
くず紙美し
時止まる
母を偲ぶは
強き母
呼ぶが声無し
姿無し時
母を呼ばない日は今だ無し...
合図あり
吐息のろしか
東空
生きるか死ぬか
天を仰ぐ身
裏がある
行け生け活けか
まさかあり
ゴーゴー間
戻れ一歩裏
お母さん
いくら呼んでも
声は無し
それでも叫ぶ
ありがとうってね
お母さん
o ka a sa n
...
お母さん~
ひ孫を見せたかったよ
かわいいんだよ...
負けないさ
時折突風
支えあう
泣き笑う音
ほのかなピンク
花三つ
どんな時でも
さわやかに
元気リズムで
流れる音符
Thinking ...
どこまでも
進化続ける
人の輪も
あるか心眼
舞台裏表
一滴
瞬き出来ぬ
美しさ
飲む込む和紙は
龍を吐き出す
紅白
餅丸め
祈りこめる手
熱さ無し
感謝感謝と
行く年の暮れ
新春の
紅白餅は
希望色
春梅桜
笑顔で待てる